動物園

時々、ここに書いている内容だけれども、
イマドキの若手採用の基準は悩ましい。

名もない中小企業が、どういう能力を獲得し、
何を捨てるか、そこを育てられるかは深刻な
悩みというか経営上重要な判断ポイントである。

これを単純に、地頭(知的能力)とかわいらしさ(人間性)
の取捨選択で考えてみると、僕は、原則として、
前者を選び続けているように思う。

その理由は明確で、
① 普通の中小企業は、新卒ならば、かわいらしさを求めるだろう
  (競合が減るはずである)
② 当社の事業やビジョンから、前者の能力獲得は必須だが、
  後者は、鍛えまくればなんとかなるのではないか。
③ 僕の好みである。

実際の採用はケースバイケースだから、言うほど
極端ではないけど、結果、当社には、

「立派な大学をでて、頭はいいけど、人間的にはちょっと...」

と、お客様や仲間から思われるとんがり人材も結構いる。

女子に多い気もする。
ぱっとオフィスを見回しても、
3人くらいとすぐ目が合う。
其々入社5年生から7年生というところか。

共通するのは、彼女たちを深く理解し、
支援する愛情の問題だと思う。
だから、どこかのタイミングで、そういう
上司や顧客がそばに来ると、化ける。

そのうちの一人が、入社5年目にして
花開いており、快調だ。

今日も、上場大手メーカーから、
採用コンサルティングサービスを
受注したという報告がはいった。

親からもらった才能を生かしきれずに、
トンチンカンを繰り返していた彼女が
ようやくビジネスの世界とコミュニケーション
ができるようになり、一気にパフォーマンス
が出てきて、役員会でも驚きと喜びの
報告が数カ月続いている。

ある役員に言わせると、当社は「動物園」。
得手不得手のはっきりした若いものが泣いたり
笑ったりしながら成長する様は、園長の僕としては
この上ない至福である。

一流の動物園にしていきたいものだ。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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