人事制度功罪
今日は、早朝から大手化学品メーカーの幹部会議に
お邪魔して、新しく導入する評価制度の説明と考課者
研修をおこなった。
ホテルの会場に集まった管理職は、なんと140名。
一度に研修という形式でやるのは過去最大人数かもしれない。
伝統あるこの会社の管理職は、全体としてとても真面目で責任感があり、
熱心に参加してくれたので、僕としても、とてもやりがいの感じる時間だった。
日本企業は、成長が続き収益性も変わらなければ、
家族経営で年功序列が良いと思う。
日本企業には、そういう制度がおさまりがいいのだ。
でも、例外はどんどんなくなり、上昇する人件費に耐えられなくなり、
人事制度の改定に手をつける会社が増えている。
キーは管理職である。
管理職のレベルと人間性が高ければ、制度に人が負けることはないからだ。
管理職がだらしないと、制度が幅をきかせて人や組織を壊すものだ。