何も起きないプロジェクトの評価

プロジェクトマネージャーは、会社から与えられた安定した役職ではなく、
多くは、現実の顧客課題解決または、社内の商品開発や業務改革などの高度な
課題解決に責任をもったポジションだと思う。

顧客が対峙する場合、その仕事はさらに高度になる。
顧客の環境が変化するし、人事異動などでパートナー
が変わることも頻繁だからだ。

当社で、NO.1のPMは、1万人を超えるクライアントの担当だが、
ほぼこの1年、業務トラブル、顧客との関係問題などがない。

営業的視点で見ると、このように「何も起こらない」ことは、
評価に値しないだろうが、実際にはPMを中心に、先を読む力、
相手を読む力、それらを解決する計画性と実行力、
チームメンバーを率いるリーダシップと並々ならぬ能力が発揮された結果の集積なのだ。

上司が、こういう経験と理解のない場合、現場力が上がらず、意欲もあがらないだろう。

実は、今一番市場で取引される人材の能力を突き詰めれば、
このようなPMという仕事の遂行力と重なる。

私たちマネジメントは、「どの仕事がどういう価値があるか」
を常に理解するように努めなければならない。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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