どこから会社か?

ある高名な研究者の話だったと思うが、
「社員が100名、粗利益(売上ではなく)
10億円に満たない会社は「会社」とは呼べない」
と仰っていた。

なるほどと思う。

会社設立は1円でも出来るようになり、形式的には敷居の低いことだが、
粗利益を10億円程度出し続ける組織は、中小企業の中でも、
限られてくるだろう。

社長の並はずれたリーダシップで
上場してしまうような例は別にして、
日本のほとんどの中小企業は、
受注、採用、育成などの基本機能が
自走できていないと思う。

まさに、当社はこのボーダラインにいる会社の一つだが、
この線を超えると世界が変わってくるのが、実感できる。

自走するには、自走できるスタッフが要所に数人いることが前提で、
それを使いこなせるかどうか、ということになる。

人材豊富な大企業と違って、中小は「自走できる能力」を基準に人を選べば、
逆に、その人の価値観や人間性は選べない。

つまり、成長のためには同質化ということは避けなければならないのが
普通のことである。

これは良く言えば、ダイバーシティとも言うが、
実際には烏合の衆に近い会社も多い。

あうんの呼吸で、幹部が仕事ができる大組織
(そんなに簡単ではないのはもちろんわかっているが)と、
人間性のばらつく小さな組織。

この変化の時代に必ずしも大組織が優位だとは思わないが、
リーダーの腕っ節は圧倒的に、小規模サイズのほうが求められるなあ、と思う。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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