US tour as the high-end solution service
いろいろな人から(参加者の方々も含めて)
よく次のような質問されることがある。
「御社が何故USツアーを毎年やるのですか?」
確かに、準備は大変で、私の時間を丸々2週間以上
使い、何か事故があれば会社の経営が傾きかねない
リスクもある割には、儲かるビジネスでは決してない。
突き詰めて考えると、
「中堅企業の経営者及びエグゼクティブの方々に、この混迷の
時代のビジョンを考える機会の創出」
をサポートしたいという思いなのだと思う。
多忙な経営者は、早々世の中全体の流れのインプットを
得たり、考えたりする時間が少なく、現場や経営の詳細に
追われているのが実態である。
だから、私も含めて年に一度はそういう機会があると良い。
そう考えて、何ができるかを模索していて、自分の学びの場で
あったベイエリアの企業、大学視察というソリューションを
検討するようになった。
もうひとつ、参加する社長・経営者や若手、
同行するスタッフに、社長への人事コンサルティングという
本物のソリューションサービスを経験してほしい、という思いもある。
それは恐らく、
0 自社が儲かる商品ありきではなく、
1 とことんお客様の立場で考えて
2 満足から感動を与えるための努力を惜しまず、
3 誠実に懸命に手作りで、提供する
ことが、僕なりの解釈だということになると思う。
さらに言えば、毎年参加者からの厳しい
フィードバックを受けて、改良を重ねて
満足度を高めることが、結果として、
お客様の信頼を得られ、自らもプロに近づく、
ということでもあろう。
社長である僕が、いつまで、時間をかけてやるかは
コストパフォーマンス上議論はあろうが、こういう行為でしか、
若い人が「コンサルティングとは何か?」を学ぶ機会が少ない
のも、事実であろう。
毎年、悔しいことと苦しいことの繰り返しだが、
なぜか、終わったときの安心感と同時に健やかな
達成感もある。
まだまだ元気なうちは、続けたいものだ。