予算案から考える(2)
国民の平均年齢の上昇で、社会保障費が
高まるのは、仕方ないだろう。
経済大国であり、成熟国の先端を走る
日本のチカラが試されるような課題だと思う。
だけども、こういう構造改革は、変革対応が
必要なはずで、保守的なこの国で、どれだけの
時間をかけてやるか、が肝だけども、改善の
延長は、無意味だと思う。
役所をリードできるリーダーの存在が不可避な
時代なのだろう。
昨夜のNHK「歴史秘話ヒストリア」では、
珍しくリスボンの大地震から立ち直った
話を取り上げていたが、やはり、希少な
リーダーの物語だった。
以下、ライフネット出口さんの受け売りだけども
このくらいの議論が新聞ネタになるくらいが、
ちょうどいいのではないだろうか。
・(子供への)相続税を100%にして、金持ちに
お金を使わせる
・ 70歳まで働ける社会を作り、その時点の試算で、
年金に大きく差をつける
女性や障害者、低所得者への対応は、適切にみえる。
後は、こういった思い切ったことができるかどうか、だな。