データでみる人口減少
人口減少が言われて久しいが、国全体で、
有効な施策は打たれているようにはみえない。
成熟社会では、出産数が減るといわれるが、
事実婚やシングルマザーに近い「婚外子」の比率は、
有名なフランスやスウェーデンで50%強、
アメリカ、イギリスで40%前後に対して、
日本は、2%。これは、国策以前に、国の
未来への本気度の違いだろう。
フランスでは、子供の数が多いほど、家計に
プラスであり、政府支出の家族関係が、GNP比で
4%弱という数字も、日本の1%弱に比べて
大きく違う。
議論の多い移民だが、EU各国は、10%台から
20%台。シンガポールは、30%、これに
対して日本は、1%である。
留学生の16%がアメリカを選び、日本は3%で半数が
中国人、能力差も大きいと言われている。
ちなみに、
1週間50時間超の長時間労働者は日本の30%に
対して、他国は、ほぼ半分。
銀座でも地方都市でも見かけるようになったアジアからの
観光客は、突出した国際化を感じるけども、国の根幹の
データは、ここに紹介したように、変わっていない。