低欲望社会(大前研一)
大前さんは、総理大臣や都知事になる人では
ないと思うが、コンサルタントとして、生きている
経済や社会を鋭く分析する頭脳(とセンス?)は
やっぱりすごいと思う。
彼の言い分を、例えば、文芸春秋などで、他の人の
意見とぶつけてみるとよくわかる。
そして、大概適切な指摘であることが多い。
この本では、アベノミクスのパフォーマンスに
対して、大変厳しい内容だが、じっくり読んで
みると、よく理解できる内容で、僕は、3回も
読んでしまった。
世の中の方向性を考えるときに、やはり
大前さんの著作は、はずせないなあ、と思う。