日本の難点(宮台真司)
人は、大きな問題もなく、順調だったり、
調子が良かったりするときは、余り学ぼうと
いうモチベーションがわかない。
(そんなことない人も当然いるが)
不遇のときや、思い通りに行かないときに、
「自分に何が足りないか」を自責で考えられる
ひとだけが、学ぶ機会を与えられると思う。
この本は、難しい。
過去2度挑戦して挫折した。
だから、ここに推薦すべきかどうか
はよくわからない。
ところが、今回は、時間が経つのを
忘れるほどのめりこめる。
社会の成り立ちや原理原則が満載で、
「ああ、そうなんだ!」
という「感情的な」目からうろこの
連続である・
社会 とか
哲学 とかは
難解で、僕には、全体像が
さっぱりわからないのだが、
自分の能力不足による経験
からは、少しずつ近づいて
いるように思う。
こういう本を読んで、語り合える
人がいたら素晴らしい。