HRMの変化について
明治大学院 野田稔さんによれば、
人事部門の役割の変化を以下のように
捉え、まとめている。とても、わかりやすい
ので、紹介したい。
1、戦後1975年まで
「確実に生きる」を支え、効率的に働き生産性を上げる(大量生産)
2、現在まで
「豊に生きる」を支え、多様性と成果を追求する(成果主義)
3、これから
「自分らしく生きる」を支え、個の生み出す価値を最大化する
更には、3の環境変化について、税収減から、
公共サービスが官から民に移管され、
企業(NGO)が、社会問題を解決せざるを得なくなること、及び
成熟社会になり、「自分らしく生きたい」人が増えることをあげている。
そういう観点では、人事プロフェッショナルのパフォーマンスは
「全ての(タイプの)人材の能力を最大限発揮させているかどうか」
になるだろうと思う。
そして、その基本は、柔軟性や多様性という言葉に表されるような
環境や違う価値観を許容し、理解しようとする能力であろう。