新人面談
先週と今週で、去年4月入社の新人との
個別面談を実施中である。
後2ヶ月もしないうちに、後輩が入社してくる
彼らは、大体1月くらいから、尻に火がついて
顔つきが変わるものだ。
入社して、1年弱で、彼らが何を感じ、
何に悩み、格闘しているのか、を知るのが
面談の目的である。
彼らの指導は、月に2回の上司との定期面談
および営業同行の場、飲み会などで、諸先輩
から適切に行われており、まずは安心。
一方、この3年ほど続いている
「失敗が怖い症候群」は着実に進行しており、
自責文化の強い当社の風土と相まって、
人生で初めて、自分の課題と向き合い、
自信を失ったり、弱っている者も中にはいるが、
おおよそ、健全な悩みを抱えながら、逃げる
ことなく、成長の過程にあるなあ、と
いうことがよくわかった。
6人の新人に、6時間の面談は、話すと
驚く人が多い。
「よくそんな時間がありますね。」
と顔に書いている。
でも、僕は、社長として、付加価値の高い仕事
だと思う。僕自身は、1年後に、何を話したか、
もしかすると覚えていないこともあるかもしれないが、
彼らは、10年たっても忘れないだろう。
渾身の指導とは、そういうものだ。