A Incentive letter

好きで創業し、18年も経営をやっているので、

大抵の社長業の経験はしてきたのだと思う。

 

私は、一度始めたことは、割とコツコツ続ける

主義だが、その中でも、

あまりの辛さに10年ほどで止めた

仕事がある。

 

それは、賞与支給日に、明細書に個人的な

メッセージを添える、という仕事だ。

 

恐らく、社員数が10名を超えたあたりから

初めて、明細書も紙で配っていた(今は、電子明細書)

10年はやったと思うのだが、これが、結構しんどかった。

 

一人ひとりあてのメッセージだから、

「お疲れ様。来期もよろしく」のコピーは厳禁。

 

ところが、50名を超えたあたりから、正直

仕事の中身や当人の人柄が見えなくなってきたのだ。

これは、苦しい。当人の

上司に電話して「おい、彼女は、どんな仕事ぶりだ?」

「あいつは、会社で、どんな振る舞いをするんだ?」

などと確認する始末である。

ということで、無力感を感じて、止めることにした。

 

今年、数年ぶりに復活して、120名のメッセージを

1週間強かけて、書き上げた。もう、一冊の本を書く

くらいの労力で、達成感もある。

 

これから続けるかどうかは、わからないけど、

今回やった理由は、二つある。

 

一つは、創業当時からの仲間が一人退任するタイミングで

あること、もう一人の仲間が「過去もらった手紙は全部大事に

もってますよ」などとかわいいことを言ったから。

 

更には、評価会議で、一応全員の評価コメントを上司が

述べるのだが、それを聞きながら、改めて、

スタッフ一人ひとりの情熱と責任感を痛感し、

礼状の一つでも書こう、と思いたったからである。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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