マネジメントの基本

僕も、若い頃は、随分しごかれたが、

管理職前後の人間育成は、誠に難しい。

若いスタッフが、彼らを真似るから、

失敗すると、始末に終えない。

 

当社の管理職は、若く、経験がない割には

本当に骨身を惜しまずよく頑張っている。

 

また、中には、部下や顧客から、信頼され、

目標にされるようになってきたスタッフもおり、

モチベーションの高さが逞しい。

 

一方で、基本的な仕事の進め方は、少年少女軍団

の域をでていないことが多い。

 

僕のスタッフミーティングでは、唯一例外的に、

スタッフ当番交代制で「議事録」をとっている

が、これを、マーカーを引きながら、熟読して

いるスタッフは少ない。

 

更には、過去3ヶ月の議事録を再読し、流れや

ポイントを把握して、自分がやるべきことを

考える、という行為は、皆無である。

 

PDCAを回す、というが、

要は、情報のinputと処理、そしてoutput

の連続である。メール処理と、電話処理を

終えて、仕事が片ついたと思っている様では、

単なるトラブルシューターであり、

管理者とは呼べない。

 

議事録というのは、重要なinputであるから、

本当に必要なときだけ、コストをかければ良い。

(僕は、基本的に、必要なことだけをメモに

とり、更に、筆記して記録するので、人に任せない。)

だが、コストをかけたら、ボロボロになるまで

使いまくる必要がある。

 

アウトプットについて言えば、去年

の社員総会でのプレゼンには、大いに失望し、

彼らに、厳しいフィードバックをした。

ユニークで、受けを狙った部分は、聞いている

スタッフには、うけていたが、まるで中身が

なかった。

 

「軽くて、無難で、うけ狙い」


現代は、パワーポイントが進化して、

軽いうけ狙いには、ぴったりな道具だ。

そういう手技に走っていしまうのは、

思考から逃げる臆病者である。

 

苦しいPDCAを何度も、回して、腹の底から

搾り出すような話ができなければ、

120名ものスタッフの前で話す資格はない。

 

今年は、事前に、その内容は聞かないことに

した。勝負のときくらい、孤独に浸って、

考えてほしいから、事前のFBなど無用であろう。

 

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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