人類最強の糖質制限論(江部康二)
世の中の良識や常識を
疑うシリーズの今日は、
食事と健康編。
そんなに食べているわけではない
のに、お腹が出てきて、運動しても、
なかなか増えた体重が減らない。
こんな事を感じる様になったのは
3-4年前だろうか。
僕は、昔からちびっ子の割には、
骨も太いし、筋肉量も多いので、
基礎代謝が高く、 運動によって、効果を上げる
のは、なかなか難しかった。
そうこうしているうちに
流行りの炭水化物ダイエットの
話を耳にする様になり、
アスリートやシングルゴルファー
は、ラーメンや御飯をほとんど
食べないと
聞いて、驚いた。
また、周りを見ても、
ちゃんとした経営者は、
連日の会食にもかかわらず、
体型維持に努力していることも
分かった。
そして、彼らは、運動もするが、
炭水化物の食事制限を例外なく
していたのだ。
調べてみると、 日本人のエネルギー摂取は、
60%を糖質に依存しており、
これは、欧米と比較しても高く、
何より、人類史700万年の中で、
この100年ほどのことで、
米作関係の方には悪いが、 炭水化物中心の普通の生活が
江戸時代から根付いた歴史的に
特殊な食生活だということが
頭の中では、分かった。
しかし、私達は、糖質の多い
御飯や麺類が
大好きだ。
これらを絶つのは、禁煙に
匹敵する辛さだろう。
ゼロにするのは、難しいとしても、
例えば、ラーメンや中華を
久しぶりに食べると、身体が、
拒否反応するようになる。
つまり、生活習慣のような
ものだろう。
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