定年制度
僕の同期は、浪人生だと60歳に
なり、来年度いよいよ定年退職者
がでる。
月日が経つのは、実に早いと
実感する所以である。
今時、60歳は、とても元気だ。
そういう彼らは、60歳定年制度を
「生前葬」だと言う。
なるほど、言い得て妙だ。
これは、即ち、職業人として
「成仏していない」証である。
カッコよく言えば、矢吹丈ばりに
「真っ白な灰になってない」
でもよろしい。
いつまで働きたいかは、
人それぞれだし、成仏できない
のも実力かもしれない。
だけども、
誰かの役に立ちたい人や
社会と繋がっていたい人を
無理やり剥がすのは、やっぱり
残忍なことだなあと思う。
今までこうした組織の論理で
舞台をもらっていたくせに
自分の番になると強く思うのは
都合の良い意見だろうが、
どうだろうか?