安全保障の話

日本人の戦争観は、真珠湾攻撃の
イメージが強く、交渉に失敗した
国が追い詰められて、宣戦布告と
先制攻撃をする、というものだろう。


しかし、現在の戦争の定義は、
非常に曖昧であり、中国や
ロシアの情報戦や、尖閣諸島や
南シナ海での準軍事行動もその
一貫と捉えるのが正しい。



この考えは、1999年に
中国人民解放軍が発表した
「超限戦」という概念に基づく
ものだ。


これによれば、
国際法や倫理或いは
非軍事などのあらゆる制約や
境界を
超える作戦行動であり、
今のロシアや
中国の言動の説明がつき、

米国や日本の安全保障関係者は、
準戦闘状態だと捉えているふしがある。


私も、同感だ。


米国が、内向きになり、覇権主義
から遠ざかれば、中国の台頭への
戦略は、変わらざるを得ない。


日米安全保障条約は、米国とアジア
の距離的な問題を埋めるものだから、
少なくとも、その必要性により、
日本の防衛負担は、増やさざるを
得ない。


米国も日本も中国も、一般国民
は、内向きになりつつあり、
国家覇権や軍事戦略を伝える
マスコミや日本人は、ほとんど
お目にかかれない。


結局、情報は、米国で公開された
ものを、米国のアカデミアが
まとめたものに頼らざるを得ない。



戦争を繰り返す人類の寓は、
一般国民の無知(戦略上?)によるもの
なのだろう。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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