多様化について考える
日本を訪れた観光客が年間
2400万人を超えて、日本で働く
外国人が、100万人を超えたそうだ。
人口が減る日本において、
外国人の受け入れは必須と言う論調
が多いが、本当だろうか。
トップレベルの人材の受け入れに
反論はないだろう。
問題は、食い詰めて、移民として
入ってくる大多数の外国人である。
2/5の日経新聞「日曜に考える」に
紹介された経営共創基盤CEOの
冨山和彦さんの意見は、経営者
として、とても的を得たもの
だと思うので、紹介したい。
1 同質な日本社会に多様性を
もたらす事は大事だが、その
プロセスとスケジュールは、慎重
であるべき。
2 安価な労働力として、外国人を
雇用するブラック企業は、生産性の
低さから、退場すべきである。
3 日本人の生産性の向上をもっと
真剣に考えるべきである。
4 人間は、差別する生き物。
差別に反対する建前に、米国も
欧州も、疲れてしまった。
世界は、そういうモードである。