マーケティング屋も大変
昨日のデザイン思考の続き
UBERのように、クルマという
製造を行わず、資産を持たず、
ユーザー視点で、空いている
資産を活用して、ホンダの時価総額
に並ぶなんて、ちょっと、想像
出来ない事が、起き過ぎている。
これらのSharing economy に 共通するのは、「モノ」発想
ではなく、「人間中心」の発想で、
デザイン思考も、そのコンセプトの
1つである。
ユーザーインターフェース
ユーザーエクスペリエンス
なども、同様の流れの産物だろう。
デザイン思考と言うと、何やら
図案や絵柄、色彩というイメージが
先行し、苦手意識を持ってしまい
がちだが、本当の語源は、
「計画」とか「設計」であり、
そういう意味では、デザイン思考も、
何もない所から、構想し、設計し、
商品やサービスを作り出すまでの
全体プロセスだと言える。
面白いのは、こういう発想が、
市場の右肩上がり時代には、
マーケティングのコンセプトとして
なかったらしく、つまり、必要
なかったという事だ。
人事屋の変化も相当だが、
マーケティング屋の世界も
大変だなあと思う。
一方で、この2つの仕事は、
専門家が駆逐されて、若手に
チャンスがあるという事だ。
最も、勉強をしない若手は、
やはり、駆逐されるだろうけど。