人不足・土地余りの時代
3/27日経新聞の経済教室には、あの
堺屋太一さんの投稿が載っていた。
とても、面白かったので、ここで
紹介したい。
かの有名な著書『団塊の世代』は、私も
人事部門勉強会で、読み込んだ記憶が
あるが、当時から、堺屋太一さんは、
「いずれ、団塊の世代が高齢化すれば、
土地余りの時代が来て、同時に
人不足になる」と予言していた。
当時の政府が、この意見を無視したように、
20歳代の僕にも、異様な意見としか
映らなかったのは、恥ずかしい。
この論文の面白いところは、
過去の歴史において、中国人を
中心に、外国人の活用
を積極的にしていた時代があり、
多くの彼らが、日本に定着した
事実がある、という指摘である。
前回紹介した冨山さんのような
慎重な意見もあるが、これらの課題について、
きちんと議論をすべき時代にきていることは、
間違いないだろう。