管理と躾

先日ある役員が、あまり良くない
報告だが、時間が欲しいということで、

夕方打合せということになった。


内容は、諸事情から、第一四半期の
目標売上や収益の達成が、厳しそうだ
という内容だ。


僕が、期首に当たる第一四半期の
パフォーマンスに拘る事を彼は
知っているので、定例の会議の
前に報告したかったのだろう。


「悪い情報は、いち早く報告」

を鉄則とするチームのルールにも
叶った良い行動だ。


報告は大事だが、聞いた僕は、

「そうか、わかった。第二四半期は
頑張ってくれ」としか言えない。


未達成の要因は、明確だし、
社内最大の事業のパフォーマンスに
ついては、彼に任せており、
その点私より、能力が上だから
である。


数字は、とても大事な管理指標
であるが、当社ビジネスでは、
その結果を精神論で叱ったり、
逆に褒めちぎっても、あまり上手く
いかないのは、過去20年に
学んだことだ。




任せた限りは、ある意味淡々と
やるしかない。
部下に任せるとは、そういうこと
だろう。



寧ろ、僕が管理すべきことは、

「正しくない言動」
「自分の課題から逃げる言動」

である。


小さい事を言えば、整理整頓や
挨拶もそうだし、リーダーになれば、
部下を思う気持ちやそれ故の
厳しさなど、どちらかというと
人間教育に近いかもしれない。



僕は、営業は素人で、スタッフや
マネージャーとして、数字を
作ると言う仕事の経験がない。
一方で、未熟故、多くの失敗を
仕出かして、先輩や上司から、
目から火が出るほど叱られてきた
歴史があり、学びがあったことが、
1番の資産だ。


上司という立場は、部下を信じて任せ、
結果責任を持つことしかできない部分と
断固たる厳しさと愛情で、部下を
育てる部分の両方があるのだと思う。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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