悪寒(伊岡瞬)
夜の寝る間のベッドでの
ちょっとした時間に、と思って、
買った本が、意外に面白くて、
寝れなかった、ということがままある。
この本も、正に、その一冊であり、
同年輩の中高年作者が、
家族愛と中年男の鈍感さを
テーマに書いた力作である。
仕事という言葉で包んだ
自分の世界しか知らない
同世代の男たちの単純さが、
シニカルに描かれていて、
笑えない。
が、30代以上のパパや
同級生には、薦めてみたい
一冊である。
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