ヘッドコーチ
団体球技のプロスポーツの世界では、
ヘッドコーチの存在がすっかり重要に
なってきたようだ。
最近プロ化が進むラグビーでも同様で、
トップリーグの競合は、実績有る外国人か、
プロに徹する日本人のヘッドコーチ以外は
生き残っていない。
少し前までは、現役時代の有名選手が、
人柄を買われて、監督になっていたのとは
雲泥の差である。
では、彼らのプロフェッショナリズムとは
何か?
・勝った経験から、勝つ術を知っている(暗黙知)
・優秀なスタッフを揃え、機能させることができる
・選手を鼓舞し、選考がフェアであり、良質の
競争環境を作れる。
これらは、同じヒトを使う立場から考えれば、
経営者と似ている点が多い。
彼らのインタビュー記事などを読むと、
例外なく、学習意欲が高く、自己成長が、組織
成長に欠かせないことを知っており、環境変化に
しなやかであるようだ。
要は、
「勝たせるための人使いと組織使い」
であろう。
大変面白いものだ。