サラリーマンは和製英語
良く言われる様に、
サラリーマン
ゼネラリスト
は、和製英語で、欧米には、
身分を示す言葉としてこれらは存在せず、
ビジネスパーソンは、ほぼ例外なく、
スペシャリスト である。
職務を中心とした労働システムが
ない日本では、いろんな問題が
起きており、最たるものは、労働意欲
や会社への忠誠心の低さである。
これもまた、有名な調査だが、
1990-2000年という日本企業
最強の時代に発表された労働者
調査がある。
それによると、
仕事の満足度は、米国の半分
不満足度は3倍だった。
極め付けは、こんな質問だ。
「今あなたが知っていることを
入社時に知っているとして、
もう一度この会社の今の仕事に
つきますか?」
YESは、米国70%、日本23%
である。
もちろん、データソースや聞き方
の問題は、あるだろう。
でも、大事なことは、今の50~60代の
本音が、確実に表れているということだ。
それでも、彼らが、同じレールを
息子や娘にアドバイスするとしたら、
自己否定の勇気の問題に帰する
のではないだろうか。