デザイン思考ワークショップ
今回の次世代リーダー研修の
メソッドは、徹底して、デザイン思考
である。
なぜならば、若い彼らが、経営者
になった時の最も困難な業務は、
新規事業開発だからだ。
もちろん、社長の仕事やスキルは
際限なく、資金調達、人材調達、
市場開発、顧客管理から、スタッフの
モチベーションマネジメントまで
多岐にわたる。
だけど、それらは、経験や学習で、
学べる方法がある。
新規事業開発だけは、まず、ない
と思うからだ。
今日は、デザイン思考ワークを
行った。
テーマは、移民の課題 は何か?
4-5人のチーム毎に、大学や
ミュージアムにウーバーで出かけ、
一人5人くらいのフィールド
インタビューを行うのだ。
もちろん、英語で!
「出身地は?」
「困っていることは?」
などなどを街頭インタビューする
には、まずをもって、度胸がいる。
それに、多少の英語力も。
これらの情報を持ち帰って、
「顧客の真の課題」を考え、
対策案を練りあげ、発表する
という具合のワークである。
因みに、プレゼンは、
紙芝居
即席の演技
プロトコル(模型)
などなど堅苦しくない形式で行う。
ここサンノゼで、
英語を使って、顧客の生の声を
拾い、限られた時間で、脳漿を
絞り、アイデアを楽しく発表する
という体験型ワークは、やはり、
シリコンバレーならではであり、
多くの参加者が覚醒した要因
でもあろう。