逆襲される文明(塩野七生)
塩野七生さんのこの著作は
エッセイという類いなのだろうか。
一つ一つ丁寧に読んで、
じっくり考えてみるのが良い。
僕は、彼女の著作は、文藝春秋
で読むくらいで、ちょっと難しく
敬遠しがちだったけど、近頃
漸く、自分の仕事や人生と重ね
合わせて楽しめる様になった。
民主主義
イタリアや国際政治
宗教と経済
あたりのテーマが、面白かった。
そして、後書にある
長期的に発展する国家と
没落する国家の比較は、
「危機管理」にある、という指摘。
これは、政治と経営の共通点
というか、基本だなあと自信を
持つことが出来た。
読んでみて、またフィレンツェに、
そして、まだ見ぬ、ベネツィアに
行ってみたいものだという思いが
強くなった。
「ローマ人の物語」
年内に挑戦してみよう。
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