禁断の住宅補助
世の中では、社宅制度からの撤退が多く、
ましてや、「Pay for performance」を
人事制度の根幹とする当社が、住宅補助を
開始するのには、大いなる迷いと決断が
あった。
初期費用全額会社負担で、補助費用も
悪くない。会社(恵比寿)から30分以内
で、逆に交通費は支払わない。
第一の目的は、高いタレントをもつ
トップレベルの学生の採用であり、
彼らの活用だ。
もう一つは、賃金の低い20歳の若手で、
通勤の時間を惜しむほど、ハードワークしたい
ハイモチベータへの支援である。
決して、単純なWLB支援ではない。
僕自身、数十年通勤地獄に悩まされて
来たので、未来あるポテンシャル人材に
その時間を、有効に使ってほしい、という
思いが強い。
まだまだ当社は、所謂「福利厚生制度」を
もてるような余裕も文化もないが、これが
双方にとって、良い投資となる、未来ある
タレントが生まれればうれしいと思う。