日本での起業の難しさ
日本では、働く=会社員
という常識なのだろう。
今でも、「創業の理由」や「困難だったこと」を
聞かれることが多い。
冷静に振り返れば、大変なことは三つ。
まあ、一般的には、リスク ということだ。
1、お金の調達と返済
2、人事に関わることの最終責任
3、顧客の開拓と維持、発展
これらを超えて、やりたいことがあるか、
もしくは、大それたビジョンがないけど、
とにかく楽しめるか、なのだが、
僕の場合は、明らかに後者で、Dreamer
や Visionary というタイプではなく、
至って地味なおっさんだ。
では、楽しめる、ということを突き詰めると
「責任を楽しめる」という言葉が適当だ。
では、責任を楽しむために必要な「能力」は?
となると(こういう発想はそもそもおかしいのだが)
「しなやかさ と 強さ(度胸)」ではないか。
この二つは、学校教育において、全く
登場しない能力だ。
だから、子供の頃から開発すれば、
日本でも、起業家は必ず育つと確信する
次第である。