君たちはどう生きるか(吉野源三郎)
クリスマスイブのこの日に
とっておきのプレゼントをしたい。
日中開戦の最中に出版された
この名作は、今に至るまで、
ベストセラーとして君臨する。
僕は、この人は、と思った著者
の参考図書や引用書をメモするのが
趣味だが、この数年ほぼ必ずと
言って良いほど登場するのが、
この本だった。
今年の丁度100冊目の読書として
米国出張に持参してじっくりと
読めた。
最近は、池上彰さんの解説付きや
マンガもあるらしいが、これは是非
岩波文庫の原点で読むべきだ。
何というか、吉野源三郎さんの
熱き想いが、乗り移るのではないか、
という気がするのだ。
中学一年生のコペル君の旅に
出て、最後は心爽やかな気持ちに
慣れることをお約束したい。
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