教育は何のために
江戸時代の末期上士と呼ばれる
高禄の武士は300年暖衣飽食して
きたことで気概の志士を輩出せずに
明治維新の主たる志士は、下級
武士であることは良く知られている。
これは、劣等感が上昇エネルギー
に繋がるという点で今でも不変の
法則であろう。
所で江戸時代末期武士は人口の
1割程度で、残りは百姓と町民だった。
彼らは、被支配者階級だったから、
自分の階級に誇りを持てない
無責任階級だった。
当然彼等の中からリーダーは
生まれない。
教養のない欲望からは、リーダーが
生まれないのだ。
このような事実から、私たちが
知識や教養と呼ばれるものを
身につける意義が見えてくる。
教育をするということは、
自分を超えて良き社会を作らんと
する行為であり、小なりと言えども
僕も社内外の人達に、その事を
訴え続けることは大事だと
再認識する次第である。