究極のマイペース
今年の慶應義塾大学蹴球部
主将は、古田君という医学部
に在籍する学生らしい。
彼は、慶應高校の時から花園で
活躍していたので、知っていた。
英才が集まる付属高校でもトップ
3%しか医学部進学はできないらしい。
記事によると、彼の文武両道は、
スキマ時間の最大活用だという。
猛練習の後にクタクタになりながら
時間を決めて、論文を読むらしい。
いわばタイムマネジメントの分野だろうが、
これは、文武両道以外に、MBAに行った
友人からもよく聞く話だ。
猛烈な読書量(もちろん原文の英語で)を
連日要求される生活が、2年間続くと、
とにかく時間と頭脳との戦いだという。
こういう経験を若いうちにするのは
とてもだいじなことだ。
時間はだれにとっても、1日24時間。
だがしかし、そのうち、inputとoutput
にどれだけ使っているか、は、大きな
差があるはずだ。
若い子には、言っていることだが、
「同期の2倍のスピードで仕事をしなさい」
ということは、無駄なことを辞めるか、
二倍のスピードでやるか、どちらか
あるいは両方なのだが、これは、究極の
マイペースであろう。