会社の未来予想図
中小企業経営者のほとんどは、責任感で仕事をして、
「ほっとする」ことはあっても、人様に「モチベーション
があがった」などと口にできることは、そうそうなく、
寡黙な毎日であろう。
僕も、そういう一人である。
だが、違うところは、年に2-3回
異様に気分が高まり、会社の未来予想図を
猛烈に描けるときがある。
それは、未来有る優秀なスタッフを仲間に
迎えられたとき。
僕には、彼らの可能性が見えるので、
この子達が化けたら、こういう会社が
作れるかも、という妄想から抜け出せない。
もちろん、そうそう上手くはいかない、
だが、タレントとポテンシャルはしっかりと
感じて、気持ちの高揚は抑えられない。
もう一つは、リーダーとして、一皮向けた
その瞬間を見るとき。
これは、同志の拡がりにつながり、
会社のスケールが拡がる喜びだ。
会社員では味わえない、こうした
喜びに麻痺して、日々の責任の重さや
孤独感は吹き飛ぶのだと思う。