感謝のお手紙
賞与時に配る
恒例の Thank you letter
年に一度の最重要業務であり、
最も困難な業務でもある。
今年は、直接雇用で、賞与の支払が
あるスタッフは、130名。
名簿を見ながら、一人ひとりに個人
メッセージを書く。
「お疲れ様でした」みたいな
ありふれたメッセージは一枚も
書かないという決め事。
渾身の集中力が必要なので、凡そ
1週間ほどかかったが、今年も、
その「人」をイメージして、全員分書けた。
氏名を書いて顔が思い出せないスタッフ
は、一人もいない。仕事ぶりまで思い出す。
まあ、書けなくなったら、引退して
名誉会長だな、と毎年思うが、何とか
できるのは、彼らにそれだけ関心や愛情が
あるのだろう。そういうわけで、
今年も社長が続けられそうだ。
さて、今年は、メッセージカードに
自筆で氏名を書くときに、First nameに
見入って中断することが多かった。
この名前の由来は何だろう?とか
ご両親がどんな思いでつけたのだろう?とか
妄想が過ぎって、しばし、筆が止まる、という
ようなことが何度もあった。
スタッフ一人ひとりの名前を書く、
という作業は、一人ひとりへの尊重の
気持ちにつながり、大事な仕事だと
改めて思う。