慰労会3 ( 10 years service club )
採用業務のピークをうって、慰労会も
最盛期で、週に何度も続く。
今回は、勤続10年以上の仲間が集う特別な
会食の場だ。次点の数合わせで呼んだ者も
含めて、ちょうど10名。これ以外に
業務上と育児で来れなかったのが2名
いる。
一番長いスタッフは、18年が2名。
次が16年、12年、11年、そして今年から
仲間に入ったのが、6名、漸く新卒組が
入会してきたというところだ。
10年もいっしょに働いている仲間たちの
慰労会だから、場所も、ちょっと豪華で、
広尾で最高級のイタリアンレストランで、
3時間かけて、料理とワインを好きなように
選んでもらって、ワイワイやった。
社内の会食の中でも、僕が一番楽しみに
している会食で、昔のトラブルや
しんどかったことを笑い飛ばせる仲間は
本当に楽しい。お互い部署はバラバラだが、
遠慮も忖度もないので、言葉に遠慮がない。
腹がよじれるほど笑って騒いだ夜だった。
考えてもみれば、この時代、
10年、20年も同じ船に
乗っているなんて、奇跡だと思う。
集まったメンバーのうち、誰一人として、
こんなに永く付き合うなんて、予想もして
いなかっただろう。これをご縁というのか。
その間に、彼らは結婚し、子供ができ、
高校生や中学生まで育てた者もいる。
こんなボロ船につきあってくれた
彼らの存在に改めて感謝したい。
創業から20年たって思うのは、
人生も、会社経営も夢のまた夢。
残った資産があるとすれば、お金や知名度
ではなくて、彼らとの友情であろう。