役員面接 ② It is your time
定期個人面談をビジネス英語では
1 on 1
という。
その要諦は何か?
20歳代で、小生意気な頃、
米国出張で、本社副社長レベルに
インタビューする機会を得た。
英会話のストーリーを練り、
眠れる夜を過ごして臨んだこのインタビュー、
いざ本番に臨むと、
極度の緊張で、覚えたはずの英語が出てこない。
スラスラ、ペラペラいくはずが、おかしい....
そのとき(恐らく)汗かき、真っ赤な
顔した僕に向かって、
前に座ったエグゼクティブ君が
言った台詞が忘れられない。
It is your time!
Do not be nervous, Hirokazu.
Your English is better than my Japanese.
Speak English in your pace so that I can
understand you.
Again, I say, it is your time!
これは、ボスと部下の面談の真実
だと思う。
君の時間だ、
君のための時間である、
君のために全力でいっしょに考える、
というコミッットメントだと思う。
ゆえに、僕が、個人面談に際して
気をつけているのは、これだけである。