FY18 Triumph way ③
今年の戦略の三番目は、
「新規事業」である。
二年越しの新規サービスが漸く
数字に貢献するようになってきたばかりの今、
なぜ新規事業なのか?
当社が、自由な市場で、顧客のニーズに
答えられずに撤退するストーリーを考えた場合、
そのとき僕は、以下の二つを「課題」として
悔やむだろう。
(悔やんでも仕方ないが)
一つは、営業力、というより、課題解決力
わかりやすく言えば、
「お客様の困り具合を先回りして指摘して
解決してあげるチカラ」である。
業務代行そのものが、顕在的付加価値である
現在、当社は安定経営をできているわけだが、
そんな都合のいい時代が永く続くわけはない。
顧客のニーズが高度化した場合、
ほとんどのスタッフは、失職することになる。
新規事業とは、最初から、顧客ニーズとの戦いであり、
それを継続することが、このチカラをつける唯一の道だから、
会社として、この困難な挑戦を止めることはできないのだ。
もう一つは、変化対応力、言うまでもないが。
保守的な人事部で仕事をすることは
これを前提に考えると、とても危険なことだ。
実は、このスキルも、新商品開発から生まれると思う。
変化の先を考え続けて、顧客も気付いていないサービスを
生み出すということは、究極の変化対応力である。
以上の理由から、
ビジネスが好調な今、きちんと、新規事業に
投資し続けることがとても大事である。
そしてそれは、売上を追う事ではなく、
人材投資に他ならない。
だから、しなやかで、モチベーションの高い
英知を集めて鍛える必然性があるわけだ。