地獄の夏合宿
どうでも良い話で恐縮だが、先週末にある社長勉強会の講師を頼まれて、山梨県富士吉田市に行った。
着くまで気が付かなかったのだが、この地は、高校のラグビー部の夏合宿をした所だったことを思い出して、帰りにグラウンドを借りていた高校を訪ねた。
そこでは、猛暑の中多くの運動部が練習しており、サングラスのおっさんがノコノコ入って行っても、丁寧に挨拶してくれて、礼儀正しい事、この上ない。
事情を話して、暫く彼らの練習を見学させてもらい、暫し昔の思い出に浸った。
決して強いクラブではなかったが、顧問の先生が熱心であり、僕たちも勉強より、何より真剣に打ち込んだクラブ活動。
ここでの夏合宿は、文字通り地獄だった。
山梨県有数の高校と連日の試合でボロボロに負け、怒られて、気を失うまで走らされた。
あれだけは、二度と経験したくない今だに人生最大の試練だった。
それでも、逃げ出そうとは思わなかったのは、同期、先輩達、後輩たちも同じ苦しみにある事、
それに先生への信頼と心酔か?
こんな年になって改めて、「友だちは大事だなあ」とか、「限界まで挑戦する事の意味」だとか、大事な事を思い出させてくれるステキなひとりの時間を持てた事に感謝。