生きること 学ぶこと(内田義彦)
内田義彦先生は、哲学者とか社会科学者とか言われているようだが、元々経済学者から凡ゆるものに興味と疑問を持ち続けた人に共通する「何者だかわからない」。そういう方のように思う。
この本は、授業中の様な緊張感を持たないと読み込めないレベルだが、しっかり、丁寧に読んでいくと、内田先生の思考の領域に少しだけ近づくことが出来る。
特に、これだけの知の巨人が、「現実と理論のバランスが重要」とおっしゃるのは、勇気付けられた。本当は、人事のプロフェッショナルを目指す人たちと輪読して、議論してみたい。
今年の夏はいろんな本を読んだけど最も深い学びが爽快だった一冊。
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