ホワイトカラーのキャリア観①
好きな仕事をしていても、その仕事を通じて能力と付加価値を高めていかなければ、35歳前後で賃金の安い人や機械に置き換えられ、年収は、東京でも450万円が上限だろう。
そのためには、業務担当者から脱却し、業務もしくは組織の管理に向かわざるを得ない。
普通のビジネスマンにとってそれ以外の道(キャリア)はない、と思った方が良い。
スペシャリストという言葉があるが、これは、製造業とは違い、熟練業務担当者のことではない。
ホワイトカラーの世界でいうスペシャリストとは、「業務管理者」を指す。
これは、一般的には、「プロジェクトマネジメント」とも呼ばれるものだ。