巨大企業の変革
午前中は、去年に引き続きSAP研究所にお邪魔した。
ここを訪問する目的は、世界で最も「デザイン思考」を取り入れて、企業変革を行った事例が学べるからだ。
今年案内してくれた坪田さんは、頭脳明晰で、プレゼン技術(というより情熱か?)が高くて、引き込まれる1時間だった。
彼から改めて学んだデザイン思考のポイントは以下の2つだった。
・トップのコミットメントとリーダーシップがなければ会社は動かない。
・人を変えても、仕組みに落とさなければ継続発展はしない。
それと思う1つ。
シリコンバレーで日本人は採用されないという不人気の理由は、耳が痛かった。
「ここに来て話を聞いて勉強になりましたと全員が言うけど、成田に着いた途端に殆どの人が忘れる。きっと日本が一番だと思っていて、本気で学ぼうとしていないのではないか?」
単なる視察ツアーで終わらない為にも肝に銘じたい言葉だ。