3Cと敵失
伝統的な経営手法に、3Cというマーケティング戦略がある。
自社
顧客
競合
の頭文字をとって、そう呼ばれる。
これは、きっと市場が一定規模あるような「B to C」ビジネスには有効なのだろう。
だが当社のような「B to B」しかもニッチな市場で行うビジネスには殆ど役に立たない。
僕の意見は極端かもしれないが、「自分が本気で顧客になりきって考えること」に勝る事はないと考える。
この市場はまだ新しく未成熟なので、お客様の期待値も未成熟だと思う。
つまり、人事業務のどの部分を誰に任せることが自社の競争優位を導くのか、そこまで考えている人は、まだまだ少ないはずだ。
だから、お客様の一歩先を考えることがとても大事。
自社や競合の過剰な分析は費用ばかりかかり、効果は少ない。
このことさえ、サボらずにしっかりやっていけば、競合は勝手にオウンゴールしてしまうものだ。
自社も、ビジネスの世界に合わせてどんどん変化するはずだ。