中国での大事なパートナー選び
日曜日から3日間、中国の瀋陽に初めて来た。
当社が進める中国人学生の人材紹介プロジェクトにおいて、現地での有力なパートナー探しに奔走していたが、東北部の良いパートナーが見つかったということで、挨拶を兼ねて、契約交渉に出かけた。
社員数8000人を超える大企業のオーナーが丁重に出迎えてくれた。ホテルに迎えに来たAudiA8は足元まで総革張りだし、丸の内にあるようなセキュリティの厳しい高層ビルにあるオフィスに入れば、オーナー自ら、お茶を立てて専用の部屋で歓迎してくれた。
実際の交渉は言葉と商習慣の違いで困難を極めたが、それでも夕食は、家族全員で接待してくれる歓待ぶりである。
いろいろ学ぶ1日だった。
多忙な経営者同士は、短い時間でパートナーとして相手を見極める必要がある一方で、同様に評価される濃い1日だ。
だがしかし、人間の信用に関しては日本もアメリカも中国もその基本は変わらない。
普段の生き方と実績がモノを言うという事を改めて感じた1日だった。