昭和の怪物 7つの謎(保坂正康)
東條英機、石原莞爾などの戦時中のリーダーの言動を丹念なインタビューと書物から書き下ろした傑作。
夢中で読めた。
東條英機のような、知性の劣った人が一国のリーダーになる経緯や役人の生き延びるための習性は、現代の政治を見ているようで、やはり歴史は繰り返すのだと学ぶ。
石原莞爾はカッコいい、憧れるし、こういう生き方をしたい。
実はこの本を手に取ったのは、瀬島龍三さんの事が書かれていたからだ。彼がモデルと言われる「不毛地帯」(本人も作者も否定しているが)は、実際の僕の人生に大きな影響を与えた小説。
本当の真実はどうなのか?
ドキドキしながら、読み進めた次第である。
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