もっと言ってはいけない(橘玲)
本書は、とても不愉快な内容です。でもしかし、事実あるいは高い類推から述べられており、とても勉強になります。
一部自分の意見もありますが、例えば、下記のような感じです。
・日本に華僑が存在しないのは何故か?華僑が経済や社会に強い影響を持つと言われる東南アジアと何が違うのか?
・政府が今検討している「幼児教育全面無償化」は、経済学的には、無意味で、選挙のための人気取り施策に過ぎない。教育は小学校に上がってからでは遅い。
・大卒と高卒の生涯賃金と教育費用から投資効率を計算すると年率10%を超えて、公共事業より効率的な投資である。
・知能の遺伝は、加齢と共に上がるので、両親の知能が一定レベル以下だと、小学校受験に血眼になるのは、理にかなっている。
・そう言えば、附属中学、高校生の一定数は、社会人で活躍していないような気がする。
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