熊野古道と伊勢神宮
古の人々が、何を思い、何を求めて困難な旅に出たのかー。
歴史をしっかりと学ばなければわからないだろうが、先ずは、少しだけ体感しようと、高野山から熊野古道、そして伊勢神宮という三重県と和歌山県を縦断する旅に参加してきた。
現在の娯楽や情報が当然無く、移動手段も無い時代を想像することはなかなか難しいが、それでも極楽浄土や救いを求める人間の本質に違いは無いわけで、残りの人生で少しずつ勉強したいと思える旅になった。
最大の収穫は、自然や歴史ある場所を大切にして後世に残そうと努力している方々がいることがわかったことかな。
自分の日常がちっぽけに思えるような雄大な時間の流れを感じることができた有意義な三日間だった。