採用基準その1

求める人材像を 巷の適性試験で
数字を使って表現すればきっと
最強の採用ができるはず、と
僕自身も随分思い込んでいた。


だがこれはどうやら
幻のようだ。

だって成功事例がないもの。


そりゃ、
経験や基準がない会社が
少しは良くなるくらいの改善
はあるだろうが、その程度の事だ。


求める人材像
というものは、実はマネジメントや
出来る人の間でのみ
共有出来る暗黙知なので

みんなで共有して
研修を受けたら、そういう
人材が見抜ける、というような
魔法はかからない。


ルールや基準が無いと
多くの面接官が不安が募って、
人事部門にクレームがくるので、
仕方なしにやっているような
もので、本当は無意味だって
わかっている人事パーソンは
一体どれくらいいるのだろうか?


でも
人が人を評価する人事制度
そのものの問題だから、
仕方ないかもしれない。


逆に言えば
未来における
人の能力や適性を
見抜くということは、
高度な職人芸なのかも
しれない。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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