ニッポン再生
日本のGDP(4-6月)は、-28%で
戦後最大の落ち込みだった。
一方で、失業率は、2.5%→2.9%
と米国(4%→14%)に比べて被害が
少なく、雇用は安定している
と言える。
しかし、政府の雇用助成金などによる、
実質的な社内休業者は、
相当数になっているはずで、
失業率だけをみて、安心するのは、
早計だろう。
これは僕の想像だけど、
潜在的社内失業者が、
顕在失業者と同数(200万人)とすると
本当の失業率は「6%」
という計算になる。
悪く見積もると、20人に1人が、
実質的に失業 ということになるが、
どうだろう。
さて、11/16に第三四半期のGDP
が速報で発表される。
その数字次第だと思うけど、
この潜在的失業者を、新しい
会社に移動させなければ、
ゾンビ企業が生き残り、
いつまで経っても日本経済は
負のスパイラルを抜け出せない。
競争を是とする菅政権が、
12 月に、どんな再生戦略を
発表するのか、とても楽しみだ。