清濁合わせ飲む

以前のブログを読み返せば
きっと、若い子を採用して、
手をかけて育てて、社長の仕事
を引き継がせるんだ、


とかなり本気で思っていた
時期が数年ある。


今日時点で正直に言えば
失敗だったと思う。


正確にいえば
もっと時間が必要で
30 歳そこそこで、当社の
経営をするには、正しい判断力が
身につかないのだ。


もちろん世の中には
例外がいるだろう。


だけどこれは
能力というよりは、
若さ故の弱点であり
仕方ないのだと思う。


その事を、言葉で表せば、


「清濁合わせ飲む」


ということになるだろう。



この言葉は、若い頃に、
実感することができない。

自らの「あるべき論」の前に
霞んでしまうのは仕方ない。



僕の経験で
清濁合わせ飲むスタッフは
40歳からかなあと思う。


不思議だけどね、

一定の能力にこの言葉が
共有できるようになると
信頼感が醸成されるんだよなあ。


因みに、
僕の場合は
55歳くらいからだったので
かなり遅まきであり、部下は
大変な思いをしただろうと

同情する次第である。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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