人不足と人余り

求人倍率 という指標は、
殆ど無意味なデータだと思う。


日本は今、猛烈に人が足らない仕事と、
かなり余っている仕事が偏在しており、
求人倍率 とは、それらを
無視して平均値を求めたものだ。


事業が衰退し、仕事が無くなったり、
内容が変化することはもう避けられない。
企業ができることは、この変化の予測と
対応する機会(教育含む)提供くらいのものだ。


そういう意味では、
雇用助成金の様な仕組みは、早晩止めて、
ゾンビ企業と
ゾンビ人(社内失業者)を減らす事が、
問題先送りではなく、
真の問題解決であろう。


現実的に仕事がないのに給与を貰うのは
屈辱以外の何者でもないだろう。
早く自分が誰かの役にたてる道を探すべきだ。


コロナ禍で、若手の採用が上手くいかず、
離職も続いているが、一方で、中高年が黙々と
頑張っている会社は危険信号点灯だと思う。


本来の仕事と能力のマッチング
という原理原則に立てば、勤続10年
というのは、相当な事だろうと思う。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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