情報とノイズ

以下は、上野千鶴子さんの書籍より。


「情報はノイズから生まれます。
ノイズとは違和感、拘り、疑問、
引っかかりなどのことです。
自分が当たり前だと思って
何の疑問ももたない環境では、
ノイズは発生しません。
反対に、自分から距離が遠すぎて
受信の網に引っかからない場合も、
ノイズは発生しません。」


これは名言だと思う。


スピーディーにミスなく情報を
処理できる子は、最初は、評価されるが、
伸び悩む事が多い。


ノイズがない入社直後は、突っ走るけど、
ノイズからの学びの蓄積がないので、
ガス欠状態になるのだろう。


一方で、情報を素直に受け入れられず、
その処理にもたつく子は、
後から伸びる可能性は高い。


滑って転んだノイズとの格闘が、
思考力や信念の元になってくるからだろう。


所謂エリートは、
この両方を持ち合わせているのだと思う。
だから彼等は寝ずに勉強してるはずだ。
勉強を続けると、受信の網が広がってきて、
知らない世界が突然目の前に出てきて、
また一から勉強ということになる。


僕たちホワイトカラーのビジネス人生は、
オンタイムで情報処理を競い、
オフタイムで情報から考えて学ぶ事
の連続だとも言えるかもしれない。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

最新記事
記事のカテゴリー
リンク
弊社サービス

 

 

 
 
 

サイト内検索
過去の記事(月別)
情報配信:RSS