日本人はなぜ投資しないのか? 2
昨日の続き
僕の時代の同期の95%が
サラリーマンで人生を終えて、
家業ないし、個人事業主が、残りの5%
創業する経営者もしくは資本家は、
本当に珍しい。日本人は皆んな
リスクを避けるものだと思っていたが、
この本では、それは間違いだという。
著者の奥野一成さんによれば、
その理由は以下の通り
・江戸末期から明治以降、
旺盛な創業者がたくさん現れて、
今の日本経済を支えている。
・ところが、戦後財閥解体により、
資本家としてのDNAが途切れてしまった。
・さらに、戦後焦土と化した日本では、
生きて行くために、労働者として
働かざるを得なかった。
・結果、私たち日本人が脇目も振らずに働き、
技術やノウハウを蓄積していき、
「技術やモノづくりこそ尊い」
「投資とは如何わしいものだ」という
社会通念を生み出してしまった。
松下幸之助も、本田宗一郎も、投資家としては
語られてこなかったのもこういう背景だ。
これからの教育には、
「経営」は「投資」であるということが、
とても大事になってくる。
僕の時代の同期の95%が
サラリーマンで人生を終えて、
家業ないし、個人事業主が、残りの5%
創業する経営者もしくは資本家は、
本当に珍しい。日本人は皆んな
リスクを避けるものだと思っていたが、
この本では、それは間違いだという。
著者の奥野一成さんによれば、
その理由は以下の通り
・江戸末期から明治以降、
旺盛な創業者がたくさん現れて、
今の日本経済を支えている。
・ところが、戦後財閥解体により、
資本家としてのDNAが途切れてしまった。
・さらに、戦後焦土と化した日本では、
生きて行くために、労働者として
働かざるを得なかった。
・結果、私たち日本人が脇目も振らずに働き、
技術やノウハウを蓄積していき、
「技術やモノづくりこそ尊い」
「投資とは如何わしいものだ」という
社会通念を生み出してしまった。
松下幸之助も、本田宗一郎も、投資家としては
語られてこなかったのもこういう背景だ。
これからの教育には、
「経営」は「投資」であるということが、
とても大事になってくる。